リクカメの飼育方法

カメが我家にやって来た


お家を作る。

カメが生活する水槽(容器)を用意します。爬虫類用の前面が開き、管理がしやすい水槽もあります。
カメは単独飼育が基本です。
水槽の大きさはカメの成長時サイズのおよそ5倍が理想です。
買ってきたばかりの水槽(容器)の場合、一度水洗いします。
そこに、床材などをレイアウトします。

環境を整える

お家が出来たからといって、スグにカメを入れずに、まずは環境を整えましょう。
リクガメには、紫外線と保温(カメによって違います。)が必要です。
ライトはライトケースに紫外線蛍光灯をつけ、サーモに電球をつけて温度調節をして、保温というのが一般的です。
ライトケースと蛍光灯ではなく、紫外線電球やメタハラなどでも可。
電球にも光の出ないヒーター専用のもの、紫外線を出すもの、夜用のナイトライトなどがあります。
底面ヒーターも使います。お腹を冷やすと病気になりやすくなります。

全体的に一定の温度にするのではなく、ライトの当たる所やヒーターのあるところは高温、
その他の場所は低くしてケース内で温度差をつけるようします。(25~30℃前後)
カメが自分で心地良い場所を選びます。

カメのお引越し

環境が整ったらやっとカメのお引越しです。
水槽(容器)にカメを入れてみましょう。
しばらく環境が落ち着くまでは、マメにチェックしてあげてください。

カメのエサ

リクガメは基本的に草食です。
低タンパク・高繊維でビタミン・ミネラル・カルシウムをバランスよく取れるようにします。
できる限り与える時間を一定にします。
人口のフードも良いのですが、残り野菜などがあれば与えてあげると良いです。
1日に1~2回食べきれる量を与えてあげてください。

甲羅干し

何よりも太陽光が一番です。
真夏・真冬、高温時・低温時は避けてたまに外に出してあげるのもいいでしょう。
日陰やくもりであっても紫外線は得ています。
ケースに入れる場合は必ず日陰を作り水飲み場も入れます。

温浴

これについては賛否両論ありますが、もしするのであれば
30~35度前後。5分~10分ぐらい。水深は、必ず顔が出るようにします。
冬は湯冷めしないように終わったら体を拭いて暖かい場所に戻します。

お掃除

掃除に関しては、汚れてきたな…と思った頃に水槽(容器)の掃除をしてあげてください。

◆一般的なリクガメの温度・湿度などの目安◆

ホルスフィールド/ロシア/ヨツユビ/ヘルマン
温度:25度前後/湿度:50%
ギリシャ
温度:27度前後/湿度:50~60%
ケヅメ/ヒョウモン
温度:30度前後/湿度:50~60%
ホシガメ/アカアシなど
温度:30度前後/湿度:60~80%

ページのトップへ戻る